4.キーワードを決定する

関連キーワードを調べる

次に、「関連キーワード」を調べていきます。

まずは、基準キーワードが決まりました。

  • 横浜駅 バー
  • みなとみらい バー

の二つに絞られています。

そして、もしお店のホームページであれば、必ず入れたいのがお屋号です。今回の例では、屋号は「けんぼう」でした。

ですので、

  • 横浜駅 バー けんぼう
  • みなとみらい バー けんぼう

となります。

6個を目安に、ということでしたので、あと3つ、キーワードを決めたいと思います

その時、選ぶ際の参考にするのが「関連キーワード」です。

なぜお屋号をキーワードにするか

皆さん、街中を歩いているときに、気になるお店があったらどうしますか?

おそらく、屋号(店名)を検索窓に入れて、どんなお店か調べるでしょう。

  • 「まだお店は知らないけど、今行きたい気分のお店が近くにあるか」
  • 「このお店、気になっているんだけど、どんなお店だろう」

来店につながるユーザーは、この2パターンで検索をします。

ですので、お屋号で検索されたときに、ホームページが検索結果に出てくることもとても重要なことなのです。

同じお屋号のお店が同じエリアにたくさんない限り、検索上位を狙えるのは

エリア + お屋号

ですので、お屋号に関しても徹底的に対策が必要になります。

皆さん、改めて考えていただきたいのですが、横浜駅周辺でおしゃれなバーを探したい時、どのようにGoogleで検索しますか?

横浜駅 バー おしゃれ

でしたよね。

「横浜駅 バー」が基準のキーワードですので、ここでは

「おしゃれ」

関連キーワードになります。

思いつく限りの関連キーワードを列挙してもいいのですが、ここでもう一つのツールを使います。

「ラッコキーワード」です。

このツールは、入力したキーワードに加えて、どんなキーワードと一緒に調べられているか、を一覧で提供してくれます。

こちらもとても優秀なツールです。

無料で使えますので、ご安心ください。

早速下記リンクをクリックしてみましょう。

このような画面になったと思います。

まずは、候補の一つ目、

「横浜駅 バー」

と入力し、検索ボタンをクリックしてみてください。

 

すると、このようにかなりの量検索結果がでてきます。

ただ、お気づきかと思いますが、中には関係なさそうなものも。

  • 横浜駅 バーベキュー
  • 横浜駅 バースデープレゼント

などは関係ないので、除外します。

この関連キーワードの中で、ホームページ制作の目的と合致しそうなものがないか見ていきます。

そんな中、お店で集客したいターゲットや強みを考えると、気になったのが

  • 横浜駅 バー 女子会
  • 横浜駅 バー ウィスキー
  • 横浜駅 バー 夜景
  • 横浜駅 バー デート
  • 横浜駅 バー 女子 一人

こんな感じの関連キーワードがよさそうです。

検索ボリュームを調べる②

では、関連キーワードの候補が決まったら、

「毛策ボリュームを調べる①」

で使用したaramakijake.jpで一つずつ調べてみましょう。

キーワード Yahoo月間検索数 Google月間検索数
横浜駅 バー 女子会 検索結果無し 検索結果無し
横浜駅 バー ウィスキー 検索結果無し 検索結果無し
横浜駅 バー 夜景 2 8
横浜駅 バー デート 6 24
横浜駅 バー 女子 一人 検索結果無し 検索結果無し

こんな結果になりました。

同様に、「みなとみらい バー」の関連キーワード候補を調べてから、月間検索数を調べてみます。

キーワード Yahoo月間検索数 Google月間検索数
みなとみらい バー 女子会 検索結果無し 検索結果無し
みなとみらい バー ウィスキー 検索結果無し 検索結果無し
みなとみらい バー 夜景 14 56
みなとみらい バー デート 4 16
みなとみらい バー 女子 検索結果無し 検索結果無し
Googleキーワードプランナーについて

この関連キーワードの調査、一つ一つ調べるのが大変…となった場合は、Googleのキーワードプランナーを利用することを検討してみてください。

Googleキーワードプランナーであれば、一発ですべての検索ボリュームが出てくるので楽です。

リンクを貼って置きますので、ガンガン調査したい方は活用してみてください。

Googleキーワードプランナーの使い方

ラッコキーワードで「全キーワードコピー」っていうボタンをクリックして、Googleキーワードプランナーの検索窓に貼り付けると、一気にすべての関連キーワードが調べられます!

ただ、リンク内にも記載がありますが、広告を掲載していないと、1万~10万、のようなざっくりとした表記になります。目安としては十分なので、是非使ってみてください。

結果的に、

  • 横浜駅 バー
  • みなとみらい バー

に関しては、検索ボリュームも、関連キーワードも大差はない、ということですね。

あとは、

どんな戦略(アピール方法で)ターゲットの顧客を呼び込むか

によって、キーワードを決めてしまっていいと思います。

「横浜駅 バー けんぼう デート 夜景」

これに決めます。

あと一つくらいあるといいのですが、夜景が見えるおしゃれな空間を演出していますので、

「横浜駅 バー けんぼう デート 夜景 おしゃれ」

この6個をキーワードにすることにしました。

(もちろん、横浜駅 バー おしゃれ で検索ボリュームがあるか調べていますよ)

最終的なターゲットは女性客になりますが、検索ボリュームがあまりありません。

「デート」で流入してきた顧客を、

  • リピーターとして一人使いを促してみる
  • 女子会をソファ席でやってもらう

なんていう戦略で女性客獲得、なんてことも出来ますよね。

露骨に女性客だけ贔屓するわけにはいかないと思いますが、

  • リピーター割
  • 女子会限定お会計より10%OFF(3名~4名限定)

とか、特典をホームページで告知したりなんかもできます。

来店のハードルも下がりますし、ホームページを見てきてくれた、という指標にもなりますね。

さて、例を用いて一緒に調査していきましたが、いかがでしたか?

明確な根拠と、戦略を持ってキーワードを決めることが重要であることが伝っていればと思います。

それでは、実際に皆さんのホームページに使用するキーワード調査を、始めてください。