関連キーワードを調べる
次に、「関連キーワード」を調べていきます。
まずは、基準キーワードが決まりました。
- 横浜駅 バー
- みなとみらい バー
の二つに絞られています。
そして、もしお店のホームページであれば、必ず入れたいのがお屋号です。今回の例では、屋号は「けんぼう」でした。
ですので、
- 横浜駅 バー けんぼう
- みなとみらい バー けんぼう
となります。
6個を目安に、ということでしたので、あと3つ、キーワードを決めたいと思います。
その時、選ぶ際の参考にするのが「関連キーワード」です。
なぜお屋号をキーワードにするか
皆さん、街中を歩いているときに、気になるお店があったらどうしますか? おそらく、屋号(店名)を検索窓に入れて、どんなお店か調べるでしょう。
来店につながるユーザーは、この2パターンで検索をします。 ですので、お屋号で検索されたときに、ホームページが検索結果に出てくることもとても重要なことなのです。 同じお屋号のお店が同じエリアにたくさんない限り、検索上位を狙えるのは エリア + お屋号 ですので、お屋号に関しても徹底的に対策が必要になります。 |
皆さん、改めて考えていただきたいのですが、横浜駅周辺でおしゃれなバーを探したい時、どのようにGoogleで検索しますか?
横浜駅 バー おしゃれ
でしたよね。
「横浜駅 バー」が基準のキーワードですので、ここでは
「おしゃれ」
が関連キーワードになります。
思いつく限りの関連キーワードを列挙してもいいのですが、ここでもう一つのツールを使います。
「ラッコキーワード」です。
このツールは、入力したキーワードに加えて、どんなキーワードと一緒に調べられているか、を一覧で提供してくれます。
こちらもとても優秀なツールです。
無料で使えますので、ご安心ください。
早速下記リンクをクリックしてみましょう。
このような画面になったと思います。
まずは、候補の一つ目、
「横浜駅 バー」
と入力し、検索ボタンをクリックしてみてください。
すると、このようにかなりの量検索結果がでてきます。
ただ、お気づきかと思いますが、中には関係なさそうなものも。
- 横浜駅 バーベキュー
- 横浜駅 バースデープレゼント
などは関係ないので、除外します。
この関連キーワードの中で、ホームページ制作の目的と合致しそうなものがないか見ていきます。
そんな中、お店で集客したいターゲットや強みを考えると、気になったのが
- 横浜駅 バー 女子会
- 横浜駅 バー ウィスキー
- 横浜駅 バー 夜景
- 横浜駅 バー デート
- 横浜駅 バー 女子 一人
こんな感じの関連キーワードがよさそうです。
検索ボリュームを調べる②
では、関連キーワードの候補が決まったら、
「毛策ボリュームを調べる①」
で使用したaramakijake.jpで一つずつ調べてみましょう。
キーワード | Yahoo月間検索数 | Google月間検索数 |
横浜駅 バー 女子会 | 検索結果無し | 検索結果無し |
横浜駅 バー ウィスキー | 検索結果無し | 検索結果無し |
横浜駅 バー 夜景 | 2 | 8 |
横浜駅 バー デート | 6 | 24 |
横浜駅 バー 女子 一人 | 検索結果無し | 検索結果無し |
こんな結果になりました。
同様に、「みなとみらい バー」の関連キーワード候補を調べてから、月間検索数を調べてみます。
キーワード | Yahoo月間検索数 | Google月間検索数 |
みなとみらい バー 女子会 | 検索結果無し | 検索結果無し |
みなとみらい バー ウィスキー | 検索結果無し | 検索結果無し |
みなとみらい バー 夜景 | 14 | 56 |
みなとみらい バー デート | 4 | 16 |
みなとみらい バー 女子 | 検索結果無し | 検索結果無し |
Googleキーワードプランナーについて
この関連キーワードの調査、一つ一つ調べるのが大変…となった場合は、Googleのキーワードプランナーを利用することを検討してみてください。 Googleキーワードプランナーであれば、一発ですべての検索ボリュームが出てくるので楽です。 リンクを貼って置きますので、ガンガン調査したい方は活用してみてください。 ラッコキーワードで「全キーワードコピー」っていうボタンをクリックして、Googleキーワードプランナーの検索窓に貼り付けると、一気にすべての関連キーワードが調べられます! ただ、リンク内にも記載がありますが、広告を掲載していないと、1万~10万、のようなざっくりとした表記になります。目安としては十分なので、是非使ってみてください。 |
結果的に、
- 横浜駅 バー
- みなとみらい バー
に関しては、検索ボリュームも、関連キーワードも大差はない、ということですね。
あとは、
どんな戦略(アピール方法で)ターゲットの顧客を呼び込むか
によって、キーワードを決めてしまっていいと思います。
「横浜駅 バー けんぼう デート 夜景」
これに決めます。
あと一つくらいあるといいのですが、夜景が見えるおしゃれな空間を演出していますので、
「横浜駅 バー けんぼう デート 夜景 おしゃれ」
この6個をキーワードにすることにしました。
(もちろん、横浜駅 バー おしゃれ で検索ボリュームがあるか調べていますよ)
最終的なターゲットは女性客になりますが、検索ボリュームがあまりありません。
「デート」で流入してきた顧客を、
- リピーターとして一人使いを促してみる
- 女子会をソファ席でやってもらう
なんていう戦略で女性客獲得、なんてことも出来ますよね。
露骨に女性客だけ贔屓するわけにはいかないと思いますが、
- リピーター割
- 女子会限定お会計より10%OFF(3名~4名限定)
とか、特典をホームページで告知したりなんかもできます。
来店のハードルも下がりますし、ホームページを見てきてくれた、という指標にもなりますね。
さて、例を用いて一緒に調査していきましたが、いかがでしたか?
明確な根拠と、戦略を持ってキーワードを決めることが重要であることが伝っていればと思います。
それでは、実際に皆さんのホームページに使用するキーワード調査を、始めてください。