4.キーワードを決定する

検索ボリュームを調べる①

では、候補が決まりましたので、調査に移ります。

ここでは、aramakijake.jpという

キーワード検索数チェックツール

を使用します。

このツールは、キーワードを入力すると、

  • 月間どれくらいの人がそのキーワードを使用して検索しているか
  • 検索順位別のホームページアクセス数予想

がわかってしまう優れものなのです。

早速、下記リンクをクリックして、aramakijake.jpを開いてみてください。

こんな画面になったと思います。

キーワードのところに、「新高島 バー」と入れて「チェック」をクリックしてみます。

この時、「新高島」と「バー」の間にスペースを入れると、「新高島」と「バー」二つのキーワードを使用していることになります。

結果はいかがでしたか?

「データが見つかりませんでした」

と出たと思います。

つまり、このキーワードを設定しても、調べる人がいない(もしくは極端に少ない)ため、ホームページを見てもらえる確率はうんと低い、ということになります。

次は、「横浜駅 バー」で調べてみてください。

何か検索結果が出てきましたね。

Yahooでは月間200回Googleでは月間800回ほどこのキーワードが使われている、という結果です。

また、検索順位が1位(検索結果の1番目にでてくる)と、

Yahooでは月間85ユーザーが、Googleでは月間338ユーザーがアクセスするだろう

という予想も記載されています。

検索順位1位と検索順位2位ではかなり結果に差があります。

ただ、プロやグルメサイトなどが群雄割拠しているインターネット世界では、基準のキーワードで検索結果1位をとるのは至難の業

1ページ目に検索結果が出る(11位以内)

までの数字を参考にすると現実的かもしれません。

「横浜 バー」というキーワードで、検索結果が1ページ目に出れば、少なくとも

5~20人のユーザー

がホームページに訪問してくれる可能性がある

ということですね。

では、「みなとみらい バー」はどうでしょうか?

少し、「横浜 バー」より少ない結果となりました。

現時点では、いったんキーワード候補は

  • 横浜駅 バー
  • みなとみらい バー

とします。もちろん、明確な差が出る場合は、一つに絞ってもOKです。

※ここで注意※

月間アクセス数 = 新規顧客獲得数

では、ありません(当然ですよね、すみません)。

ホームページを見て、「行きたいな」と思っていただければ思っていただけるほど、アクセスしたユーザーの来店確率はあがります

逆に、いくら魅力的な内容ができても、「新高島 バー」をキーワードにしていたら…

そうですよね、

誰も見てくれない = ホームページからの集客0(ゼロ)

ということになります。

魅力的なコンテンツにすることはもちろん大事ですが、「見てもらえる機会」を増やすためのキーワードを選ぶことが大前提となります

10人見てくれて、3人が興味を持ってくれた。

そのうち、1人が来店してくれた。

この場合、アクセス数の10%の人が新規顧客になるという結果です。

ホームページが出来たらおしまい、ではなく、

  • 実際のアクセス数
  • ホームページを見てきてくれたお客さんの数

を記録することで、

「どれくらいの月間アクセス数が欲しいか」

という基準が出来上がってくると思います。

現段階では、

「毎月、何人にホームページを見てもらいたいか」

を基準にして、そのキーワードを採用するか、ボツにするか、判断して下さい。